昨日の夜は・・・るっちゃんのかすれた声に何度も呼ばれ、お水を飲ませたり体を移動させたりマッサージしたりしていました。
るっちゃんに水をあげてるとパーシャが水を飲みに割り込みしてます。パーシャが音を立て水飛沫を出すので水の位置がわかってむしろ飲みやすくなるるっちゃん。
深夜、落ち着いてスヤスヤ眠るのを確認して、るっちゃんの布団に入り込みくっついて私もそのまま眠りにつきました。
朝、目が覚めてるっちゃんの足を触ると冷たい、毛布と布団にすっぽり包まれているのに何故か冷たい。慌てて起きると、脱水症状の様な状況で呼吸もおかしい。まともに食事も水も取れてないからと思い、父さんが直ぐに掛かり付けの動物病院に連絡し点滴セットを買いに。
早速、点滴をし終わったのが午前10時過ぎ。
その後は呼吸も安定して、体温も上がり足もぽかぽか、穏やかで顔色も良くなりました。たまに水を飲ませたりしながら、話しかけると耳を動かして反応も悪くなく。足も動かす様になり、このまままた少し復活してくれると信じていました。
12時半を過ぎた頃に、心配する皆さんがるっちゃんの周りに集まってきました。
この時は「大丈夫?」って声かけているんだなぁくらいにしか思いませんでしたが
今になると・・・
犬は敏感にキャッチしたり察する生き物です。
お別れが近いことを知り、最後の挨拶をるっちゃんと交わしていたのだと思います。
るっちゃんママが怖いバディはそういえば、今までこんなに近づくことなかったかも。
繊細で感受性の強いラル、ちらりるっちゃんを見るもどうしていいか分からなくなるので、私がヨシヨシしながら「るっちゃん元気出すように言ってあげて」と話しかけています。
パーシャはひたすら見つめ続けてました。
私は「るっちゃん、父さんがスペシャルな栄養ご飯先生から買ってきてくれたよ。後で飲もうね」と撫でながら話しかけてます。
パーシャが、
だんだんと、
るっちゃんに近づいていきます。
何度も何度も
るっちゃんの口にチュっとしたり、鼻をくっつけたり。
今思うと、最後のるっちゃんとパーシャの会話です。
パーシャはるっちゃんに何を一生懸命伝えたのかな?
みんなで揃ってお昼寝を始めたと思い写真を撮る私。
そしてこの後に、るっちゃんの呼吸が乱れることなく、少しずつ弱くなっていきました。
自然にフェードアウトしていくように・・・
それとともに、どこか遠くをぼーっと眺めているような眼差し・・・
ゆっくりと
軽くうなずく感じで
最後は魂が肉体からふわっと離れたかの様に・・・
るっちゃんはバディ、ラル、パーシャに側で見守られながら
号泣する私達夫婦の腕の中で
犬生に幕を下ろしました。
2021年1月28日、14歳4ヶ月27日の生涯でした。
続く。