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腸を休ませてミニデトックス

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我が家では3週間〜1ヶ月ごとに腸を休ませる日〜「腸閑日なるミニデトックス」を設けています。

始めたのは9年前、2歳で我が家の子になったコリーのトライカラー女子・ミントが8歳の時、膀胱癌になり、薬の副作用で胃潰瘍・・・、困り果てていた時に犬の体について詳しい方から色々とご教授してもらった、今も気に入って続けている健康法です💡

ミント2003.5.26〜2011.10.8

明るくて賢く、幅広フルカラーに真っ黒が映える美人さんでした😊るっちゃんを娘のように可愛がり、バディとラルのこともるっちゃんと一緒に子育てをして可愛がってくれた愛に溢れた子でした🍀

ミントとイタズラ期のるっちゃん(お天馬じゃじゃ馬姫でした😅)

なぜ、腸閑日が必要なのか❓というお話から。

犬は食事を摂ってから消化→排便まで24時間かかります。腸は栄養の消化吸収、老廃物の排泄のために働きっぱなしです。

病気の8割は腸から、病気から体を守る免疫を作るのも腸から。消化→排便だけではなく、病原菌や毒素から体を守るために、やっぱり24時間働きっぱなしです。

これら腸の機能を維持、修復するために1日絶食をして腸を休めると、体内に蓄積された老廃物や炎症性物質を一掃できて、併せて解毒期間である腎臓や肝臓も休めることになります。

犬達も人と同じく運動不足の飽食状態傾向です。合成保存料や添加物入りのおやつやペットフードも然り、人の食べている美味しいものもそうですよね。犬の体は本来、人よりも飽食状態に適応した作りでは無いので、飽食によって、肥満・アレルギー・糖尿病・内臓疾患・皮膚炎などを招きやすいことが医学的にもわかってきて問題視されています。それらに加えて、生活をしているだけでも、チリやホコリ、カビ、菌の侵入・・。ストレスや炎症、疾患・・・。キリがないですが体の健康を取り巻く環境は本当に私達人と一緒ですね。

週に一度の絶食は、働き過ぎの胃腸・内臓を休ませる自然療法であると最近のペット医療ではよく耳にするようになってきました。

とは言っても、

絶食は一緒に寝食を共にしていると、私もそうですがなかなかハードルが高いです。犬の体に良いことだと理解はしていても・・・

そこで、お勧めなのがこれから紹介する

「さつまいも🍠と葛のデトックスごはん🥣」

病原菌から体を守り、健康と免疫を司る場の「腸」はとても大事です。

腸を休ませてあげたりケアをしてあげることはこれからの健康につながっていきます。

このデトックスごはんは、蓄積された不純物や老廃物をさつまいもが優しく絡め取って排泄をしながら、葛が腸壁の炎症を修復、お疲れをリフレッシュさせて元気で活動的な腸に戻す作用を発揮します。

デトックスごはんを始めた初日の便は臭いがキツい、粘膜や古い血液が付着、いつもより黒い、便の中を割ると毛やゴミがいっぱい、ということもありびっくりしますがご心配なく。二日間デトックスが終わった便はさつまいもの黄色い色で、臭いもほとんどしない色艶固さばっちりな状態で出てきます。

そして、当の本人は体(内臓)の軽さを感じる体の動きと目の輝きを表現してくれます。内臓が健康だと外側の毛や皮膚も変わってきます。我が家でも、経験済みです。

現在病気の子、健康診断で数値が正常値から外れてきた子、なんとなく元気がない、動きが悪い、オナラやゲップをよくする子は今のお食事内容の見直しとデトックスごはんを取り入れてみると良いです。

また健康な子も、将来慢性的な病気や持って生まれた疾患の発生を防いだり遅らせたりにも貢献できるかと思います。成長期の子、食べないと極端に痩せてしまう子以外は定期的に。

なお、2日間のデトックス中はさつまいも葛以外は与えないでください。サプリメントや栄養剤も意外と肝臓にエネルギー消費させるのでお休みに。デトックスが終わった後はそれらの吸収性もアップできます。

〜用意するもの(25キロくらいの子、2日分)〜

・さつまいも中くらい2本

さつまいもは加熱しても壊れにくいビタミンCの宝庫で皮の下に多く存在するので皮ごと使います。ヤラピンという成分が胃粘膜を保護し、食物繊維が便通を促してくれます。

・本葛粉(葛根100%のもの)大さじ2杯20g

葛根湯の主成分で胃腸に負担をかけずにエネルギー摂取できる優れた食材です。腸壁に優しく付着し痙攣を鎮める作用を持ち、胃腸の炎症を防ぎながら修復をしてくれ下痢や消化器が弱っている時にもお勧め食材。

パッケージ裏の原材料を見て必ず葛粉100%の物を使用します。中には馬鈴薯澱粉が混ざっていたりするので注意。

・鶏胸肉

鶏胸肉は低脂質高タンパクでヘルシー食材ですが、アミノ酸がバランスよく、ビタミンB6が含まれ疲労回復物質を含んでいます。肝臓に脂肪が溜まらない様にするメチオニンも豊富。

ちなみに、普段鶏肉をあげる場合、ささみはリンが多いので腎疾患・心疾患のある場合や数値が高い場合、シニア期は負担がかかるのでおやつも含めてお勧めしません。

〜作り方〜

さつまいもはよく洗って(土の菌や表面に残った農薬なども落としてくれる50度洗いがお勧め)薄めにスライスします。表面が出ているくらいの水を入れて煮ます。

火にかけて

出来上がった状態。

熱が取れたらミキサーで砕いてポタージュに。

濃いめの葛湯を作ります。

葛を300mlの水を入れて溶いたら

シリコンへらなどで混ぜ続けながら最初は中火で。

ふつふつと気泡が出てきたら弱火にして混ぜ続け、とろみがついたら出来上がり。途中固ければ水を少し入れて調整してください。混ぜ続けないと固まりや焦げ付きになります。

さつまいもが冷えないうちに、葛湯も熱いうちに混ぜ合わせてます。冷めてくると塊ができて滑らかに仕上がりません。

出来上がり👏👏

大体お玉2杯くらいが我が家のコリーの一回量です。

美味しいので味見してみてください😋

あらかじめ作っておいた鶏胸肉を食べやすくして

鶏胸肉は1回分が50〜70g(それぞれの体重に合わせて〜)

混ぜて

待ちきれないね、パーシャ😊

4人分完成❗️

全体量がいつものごはんの8割、少なめが適量になります。

るっちゃんもバクバクが止まらない美味しさ‼️

さつまいも葛は2日間分は冷蔵庫で保管、余ったら使う分に分けて冷凍保存してください。

手作り食全般そうですがレンジや湯煎で37〜38度くらいの犬の体温くらいに温めてからあげてください。

冷たいごはんは内臓を冷やしますので。

ぜひ、可愛い我が子のために作ってあげてください。

世の中の犬達がみんな健康で元気でありますように🍀

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